⛳ 「ゴルフを学ぶ」ということを根っこから見直してみよう(3)

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ス〜ちゃんのGolf アカデミーへようこそ。

今回は「ゴルフを学ぶ」=「ゴルフゲームを学ぶ」と適切に考えるゴルファーにとって、どのような技術が大切で、「時間」と「エネルギー」をどこに注いだらよいかについてご説明したいと思います。

『⛳ 「ゴルフを学ぶ」ということを根っこから見直してみよう(1)』『⛳ 「ゴルフを学ぶ」ということを根っこから見直してみよう(2)』 をお読みでない方はまずそちらをご覧いただいてからの方が理解が深まるのでお読みください。題名をクリックしていただきますとお読みいただけます。

 

❏ 「カップ⛳からのゴルフ」の技術優先順位


ゴルフゲーム上達」=「ゴルフ上達」を目的とした「考え方」から導き出された


カップ⛳からのゴルフ」


の技術の優先順位(※1)をご案内しましょう(※2)。

※1 ドライバーやアイアンが「ホドホドに打てる」のが前提でしたね。本当にホドホドでいいですよ。良質でなくてまったく構いません。「ホドホドに打てる」ようになるまでは基本スウィングを練習しましょう。

 

※2 目指すレベルによりまして要求度合いが若干変わりますので、ココでは「100切り」から「90切り」を目指すレベルのゴルファーを例に挙げました。

 

① 「パター1本分の距離のパットをほぼ100%の確率で入れる技術」


② 「傾斜のない平坦な場所で①より長い距離のパターを直径パター2本分の長さの円に入れられる距離感」


③ 「グリーンを『ほんの少し外れたボール』を旗🚩に寄らなくていいので大きな失敗なしにグリーンに乗せる技術」


④ 「旗🚩に寄らなくていいので一発で脱出できるバンカーショットの技術」


⑤ 「SW(※)のフルショット/AW(※)/PW(※)/9番アイアンでのフルショット」

※ SW:サンドウェッジ、AW:アプローチウェッジ、PW:ピッチングウェッジ


⑥ 「基本的な傾斜の対処技術」

 

❏ それぞれの技術がなぜ大切なのか?


では順を追って①〜⑥の技術がなぜ「ゴルフゲーム」向上に大切なのかということについてご説明して行きますね。

① 「パター1本分の距離のパットをほぼ100%の確率で入れる技術」

ショートパットの技術ですね。

前回の話『⛳ 「ゴルフを学ぶ」ということを根っこから見直してみよう(2)』で「ギリギリOKをもらえない短いパット」を入れるかはずすかが大切で、仮に一日18ホール(カップに入れる機会が18回あるということです)で18回ともこの距離のパットを外すのと入れるのとではスコアが「18打も」違い、半分の9回であったとしても「9打も」違うという例を挙げましてその技術の大切さをご説明しました。

「OKを上げる/上げない」は人それぞれの判断によります。それでは具体的にどの程度の距離のパターが入ればよいのかがわからないので、取り組む距離を「パター1本分の長さ」と決めましょう。

 

② 「傾斜のない平坦な場所で①より長い距離のパターをパター2本分の長さの直径の円に入れられる距離感」


ミドル・ロングパットの技術ですね。

①の技術が向上し、「パター1本分の長さの距離のパット」はほぼ沈められるようになったとしましょう。すると


「1本分以上の距離のパターは直径2本分の長さの円の中に仮に入れることが出来れば、グリーンにボールが乗れば『2パット』、つまり、終了するまであと2打と計算できる」


ということが成り立つことがおわかりいただけるでしょう。

たとえばカップから10mのところからファーストパットを転がしたとしましょう。そのボールがカップの手前1本分のところにショートして止まっても、カップを過ぎて1本分のところで止まっても、距離がピッタリで方向を間違って左右に1本分のところに止まったとしても

「残っているパットは『1本分の距離』」

ですから、このパットは「沈められる」と計算できるというわけです。

 

各グリーン上で2パットが保証されれば2回✕18ホール=36パットという計算が出来ます。これは会社で言えば「固定費」が固まったようなものです。

実際にはアプローチが寄ってワンパットがあったり、チップインでパター回数0ゼロということもあるので「最低36パット」ということで計算できるということになります。

 

③ 「グリーンを『ほんの少し外れたボール』を旗🚩に寄らなくていいので大きな失敗なしにグリーンに乗せる技術」


チップショットというアプローチの技術になりますね。

「寄せる必要」があるのはもっと高いスコアを目指しているゴルファーです。

この状況でスコアを崩すのは「旗🚩に寄せられなかった」からではなく、


「目の前のグリーンに1回で乗せられなかったり、ミスショットでグリーンを飛び越えて向こう側へ出て行ってしまうから」


です。そこでその場から大きな失敗なしにグリーンのどこでもいいので「1回」で乗せておく技術が必要になるのです。

 

④ 「旗🚩に寄らなくていいので一発で脱出できるバンカーショットの技術」


バンカーショットの技術です。

2019年のルール改正で2打罰を払ってバンカー外に出すことが出来るようになりましたが、2打罰を払っていてはゲームは上手にはなりませんし、何より楽しくありません。③のアプローチと同様、旗🚩に寄せる必要はありません。一度でバンカーから脱出できれば十分です。

バンカーショットはバンカー練習場に出向かなくとも、練習場の人工芝からで必要以上のバンカー上手になれますよ。

 

⑤ 「SWのフルショット/AW/PW/9番アイアンでのフルショット」


ご説明の必要もありませんね。フルショット技術です。もう少し、細かく言いますと「ショートアイアンのフルショット技術」になります。

ここで、

カップ⛳からのゴルフ」

と言いながら、③の「グリーンからほんの少しはずれたボールの処理」から急に「距離が伸びたなぁ〜」とお感じになった方がいらっしゃるかもしれません。

どうして10y、15y、20y、30y、50yのアプローチの技術項目が無いんだろう🤔?・・・と。

はたして、その技術を私が教えたとして毎日ゴルフの練習をすることが難しい一般アマチュアゴルファーがその細分化された距離のアプローチをマスターすることが出来るでしょうか?

その上、同じ30yでもフェアウェイにあるのと深いラフでは打ち方や振り幅が変わります。仮に「いつもフェアウェイ」からと譲ったとしましても、30yという距離は一般的にフルショットでは大きいのでその距離を安定的に打つには「振り幅の調節」&「同じスピードでクラブヘッドを動かすこと」&「インパクト時のロフト角の管理」が必要になります。

つまり、「難しい」のです。

それよりも7番や8番アイアンの基本スウィングを利用してSW〜9番アイアンのクラブで打って上げたほうがシンプルなので失敗が少ないです。またその方がクラブヘッドを上げて振ることになるのでバックスピンがかかってグリーン上でボールを止めやすくなります。

確かに20yの方が60yより近いですが、「近くがいつも有利」とは限りません。その近い距離がアナタにとって難しい技術であれば「近くは不利」になりますね。

 

⑥ 「基本的な傾斜の対処技術」


実際のショットを楽しむゴルフ場は練習場と違って平らではありません。傾斜の打ち方に専門的に取り組む必要はありませんが、いくつかのことを知っておいて練習するのと練習しないのとではゴルフゲームの出来・不出来に関わってくることはおわかりいただけると思います。


さて、


「ゴルフを学ぶ」とは「ゴルフゲームを学ぶこと」という考え方を持った場合の「時間」と「エネルギー」の配分先


について一緒に見てきましたがいかがでしたでしょうか?

それぞれの技の磨き方につきましては後日の記事で一つずつレッスンしますね。

どうぞ、お楽しみに!!

これで「ゴルフを学ぶ」ということにつきましては根っこから見直していただけたかと思います。

次回は「ゴルフゲーム」の中のひとつの要素・・・皆さんにとりまして一番ご興味のある要素かもしれません・・・であります「ゴルフスイング🏌」をアナタと一緒に根っこから見直してみたいと思います。

※ 体験レッスンのお申し込みはセントラルウェルネスクラブ柏(千葉)からお願い致します。 TEL:04-7142-0180(代表)                 

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⛳ 「ゴルフを学ぶ」ということを根っこから見直してみよう(2)

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ス〜ちゃんのGolf アカデミーへようこそ。

今回は前回の『⛳ 「ゴルフを学ぶ」ということを根っこから見直してみよう(1)』に続きまして「ゴルフを学ぶ」ということについて一緒に根っこから見直していきましょう。


❏ 「ゴルフを学ぶ」とは「ゴルフゲームを学ぶ」こと


前回ご説明しましたように皆さん方の多くは「ゴルフを学ぶ」ということは「主にスウィングを学ぶ」と思っていらっしゃいます。


「グリップを学び、アドレス(構え)を学び、クラブの振り上げ方を学び、振り下ろし方を学ぶ。特に腕や手をスウィングのどの位置の時にどうするかを学んだり、覚えたりして良いスウィングを身に付け、良い球を打てるようになれればゴルフが上手になるだろう」


といったように・・・。そして、


「この考え方は『99%のグループ』が選択している考え方」


でして、ゴルフの適切な上達スピードを損なうものでもあるということを一緒に観(※)てまいりました。

 

※ 誤字ではありません。私は「観察」のニュアンスがある時にはコチラの字を用います。

 

 

今回は

 

「それではどのような『考え方』が『ゴルフを学ぶ』/『ゴルフを習う』ということにふさわしいのか?」

 

ということについてご説明したいと思います。


「ゴルフが主にスイングを学ぶこと」という考え(先入観/固定観念)がゴルフ上達のスピードを遅らせているならば、私たちはその考えに変わるどのような「考え」を持てば上達のスピードを妨げないで済むのでしょうか?

 

それはズバリ


「ゴルフを学ぶとは『ゴルフゲーム』を学ぶ」


という「考え」です。

 

「ゴルフを学ぶとは『ゴルフゲーム』を学ぶ」という「考え」を持ちますと、もちろん、その中には「スウィング」も含まれますが、「スウィング」だけではなく他の項目もありますよね。

 

たとえばパッティング、アプローチ、バンカーショット、傾斜対応、コースをどのように攻めるかというコースマネージメント、メンタル等々・・・。

 

「ゴルフを学ぶ」ということが「『ゴルフゲーム』を学ぶ」ということでしたら、どのように学んで行くのがふさわしいでしょうか?

 

まず、7番アイアンなどのショットが当たらなければ話になりませんのでホドホドに打てる(※)ようになるまで「基本スウィング」を学びます。

 

※ 「空振りしない」、「度々、地面を掘ってわずかしか前進しないということがない」、「ちょくちょく隣のコースまで曲がっていってしまうということがない」レベルのことを指しています。

 

ずっと、お話していますように「そこに終始する取り組み方」がゴルフの上達スピードを妨げているわけですね。

 

でも、そこで皆さんからの「でも、そのショットが安定しないんですもの」という声が聞こえてきそうです👂

 

そのショットが長い間取り組んでも安定しないのはそれもスウィングに関する「99%のグループ」の考え(偏見/固定観念)を持っているためのなのですが、今回はスウィングの話ではありませんのでスウィングに関する「1%のグループ」に入る話は後日に譲ります。

 

さて、仮にホドホドのショットが打てるようになったとして話を続けましょう。

 

前回の『⛳ 「ゴルフを学ぶ」ということを根っこから見直してみよう(1)では「時間」と「エネルギー」を注いだことが上達すると申し上げました。

 

では「新しい考え方」として採用しました

 

ゴルフを学ぶとは「ゴルフゲームを学ぶこと」

 

という考え方に沿った場合、私たちゴルファーはどこに「時間」と「エネルギー」を注いだらいいのでしょうか? 

 

大部分のゴルファーはゴルフに|充《あ》てる時間が限られていますからね。その限られた時間を何に使うかはゴルフの上達にとってとても大切なことです。

 

その「どこに?」/「何に?」ということを決めるためにも、


「ゴルフのゲームとは?」


ということについて一緒に考えてみたいと思います。


「ゴルフのゲーム」っていったいどういうゲームなんでしょう??

 

・・・・・・

 

そうですね。ものすごく要約しますと


「打数の少なさを競うゲーム」


と言えるかと思います。

 

というわけで、打数を減らして行くことに「時間」と「エネルギー」を注いだら良いということになります。

 

「では、打数を減らしやすいところはどこか?」

 

ということが次の問いかけになります。


ゴルフがまだ上手ではない方たちのプレーを観ていますとグリーン⛳に乗るまでは3回だったけれど、グリーン上で3回、4回かかるというケースやグリーンの直ぐソバまで来たけど、そこからカップに入るまで5回かかったというケースをしばしば見ます。

 

カップの近くに来て「これはまあ入るでしょう」という距離は「OK」(欧米ではコンシード)してもらいますね。

 

AさんとBさんのグリーンに乗るまでの打数が同じだったとして、このギリギリOKしてもらえないの短い距離をAさんは18ホールで18回外し、Bさんは18回全部入れたとしましょう。これはものすごく極端な話ですが、ここのところだけでAさんとBさんは18打も違うことになります。

 

Bさんが半分外して半分入れたとしましても、AさんとBさんのスコアの開きは9打あります。

 

10打違うとずいぶんゴルフゲームの力量が違いますね。

 

では、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアンなどの精度を上げて10打縮めることはどうでしょうか? それは一般的に非常に時間がかかることですね。

 

タイガー・ウッズはこれまでPGAツアーで80勝以上していますが、そのタイガーの優勝時のフェアウェイキープ率が50%強に過ぎないというデータを見たことがあります。

 

才能、身体能力、技術、練習時間、支給クラブのどれをとっても恵まれている彼がその位の数字なのですから、週1回練習に行く一般アマチュアゴルファーがその週1回の練習でフェアウェイキープ率を上げて10打縮めるということがどういうことか・・・おわかりいただけるかと思います。

 

ご説明したことから私は

 

カップ⛳からのゴルフ」

 

をご提案させていただきたいと思います。「カップ⛳からのゴルフ」は

 

カップから距離の短い(※)ショットの技術ほど大切にするゴルフの取り組み方

 

※  一部例外があります。

 

です。

 

普通は逆にティーグラウンドでドライバーを打つから、ドライバーがうまくなるように練習で練習して、次にフェアウェイウッドやアイアンを強化して・・・というように考えますね。

 

カップから考えて、その組み立てで練習している人は非常に少ないですね。

 

練習場を一回りしてみればそのことは一目瞭然(いちもくりょうぜん)です。遠くへ飛ぶショットを練習している人が圧倒的に多いですね。10y以内の直ぐソバに打つアプローチやパッティングを練習している人はほとんどいません。

 

それもそのはずですね。「99%のグループ」はゴルフを≒フルスウィングと考えているわけですから。練習場やスクールで打っているゴルファーの現実は

 

「その『考え』の反映」

 

に過ぎません。

 

「ゴルフを学ぶ」=「ゴルフゲームを学ぶ」と適切に考えるゴルファーにとって、「OKが出ない短いパット」がまずは大事だということをお話しましたが、次回は「OKが出ない短いパット」の後はどのような技術が大切で、「時間」と「エネルギー」を注ぐ価値があるかについてご説明したいと思います。

 

お楽しみに!

 

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⛳ 「ゴルフを学ぶ」ということを根っこから見直してみよう(1)

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ス〜ちゃんのGolf アカデミーへようこそ。

今回は「ゴルフを学ぶ」ということについて一緒に根っこから見直してみたいと思います。


❏ 「ゴルフを学ぶ」ということについて

 

ゴルフスクールに通うにしても、You Tubeで学ぶにしても、練習場で自分で練習するにしても

 

「ゴルフを学ぶ」

 

ということはどういうことでしょうか?

 

皆さんご自身で少し考えて🤔みてください。

 

・・・・・・

 

私はこのことを見つめていくうちにゴルフに取り組みはじめた当初の自分自身の「ゴルフを学ぶ」ということに対する考えの間違いに気づき、そしてスクール教えている生徒さんのもう全員と言ってもいいくらいの方々も私と同じ間違った考えをしていることを発見💡しました。

 

皆さんの多くも、そして私も間違っていたこととは

 

「ゴルフを学ぶ」とは「スウィングを学ぶこと」

 

と思い込んでいたことです。より正確に申し上げれば「スウィングだけを学ぶこと」と思い込んでいたことです。

 

いかがでしょうか?

 

「グリップを学び、アドレス(構え)を学び、クラブの振り上げ方を学び、振り下ろし方を学ぶ。特に腕や手をスウィングのどの位置の時にどうするかを学んだり、覚えたりして良いスウィングを身に付け、良い球を打てるようになれればゴルフが上手になるだろう」


・・・と。このように「ゴルフを学ぶ」ということを思っていらっしゃいませんでしたでしょうか?

 

「この考え」がほとんどの一般アマチュアゴルファーがお持ちになっていらっしゃる考えです。私の言う「99%のグループ」に所属されている方々です(※)。そして、そのグループは多数派ではありますが、「ゴルフを学ぶ」ということにつきましては仕組み、カラクリが適切ではないのでそれなりの結果、つまり、上達の速度が妨げられる、上達しないので必要以上に悩み、必要以上に「ゴルフは難しい」と思う結果を招きます。

 

※ 「99%のグループ」につきましては

suchangolf.hateblo.jp

の記事をお読みになってみてください。

 

仮に「ゴルフを学ぶ」ということをこのようにスウィングを学ぶことだと、私たちが間違っていた通りに思い込んでいたとして話を進めていきましょう。

 

人は程度の差こそあれ、「時間」と「エネルギー」を費やしたことが上手になりますね。

 

そうしますと「スウィングを学ぶこと」を「ゴルフを学ぶこと」と思い込んでいる私たちは何が向上するのでしょうか? そうです・・・

 

「『スウィング』が」

 

向上します。「ゴルフ」ではなく「スウィング」が向上するのです。

 

この点を今、理解されましたでしょうか?

 

ここがあなたのゴルフの上達が早まるか、トロトロ🐌進むか、あなたの潜在能力いっぱ〜いにゴルフが上手になるのか、そこまで行かずに頭打ちになるのか

 

大切な「分岐点」の一つ

 

になります。

 

私の体験をお話しますとご理解が深まるかと思いますのでご紹介させていただきます。


❏ 「考え方を誤った」私の体験


私もご多分に漏れず、ゴルフ歴40年以上(2022年現在)の半分以上はお話してまいりました「99%のグループ」の考え方を採用しておりましたので「スウィング」を一生懸命💦に研究し、そしてその期間の内比較的多くで先生から教えを受けて「スウィング」を学んでいました。

 

そんな具合でゴルフに取り組んでいた私はゴルフを始めて5年位経った頃には練習場に行きますと通りがかりの知らないオジサンから

 

「君いいフォームしてるね! いいボール打つねぇ〜!!」

 

と声をかけられたり、教わっていた先生から

 

「いい球打つようになったなぁ〜。コレ以上教えると俺よりうまくなっちゃうから教えるのをやめようかな」

 

と言われるようになっていました。

 

本来なら、このように言われていれば、もう上級者になっていても不思議ではないですよね🤔?

 

それなのに私はコースに出ると自分よりもフォームのよくない、打っている球も今ひとつパッとしない同伴競技者よりもスコアが悪い、つまり「ゴルフが上手ではない」状態だったのです。

 

そんな「スウィングはいいけど、ゴルフというゲームがそのスウィングほど上手ではない」という「パッとしない」ゴルフ人生が長く続いたわけです。

 

その当時は「こんなものだろう」とか「僕はゴルフのセンスが無いんだな」と思いながらゴルフを続けていました。

 

これが私の体験です。

 


❏ まとめと今後の展望


あなたには私のような無駄な時間とエネルギーを使っていただきたくありません。わざわざ上達が遅くなるような道を選ばずにそこそこのペースで上手になっていただいてゴルフ場で楽しんでいただきたい🏌です。

 

練習場でスウィングに取り組んでいらっしゃるゴルファーがどれほど多いことでしょう?

 

You Tube上の情報を頼りにスウィングに取り組んでいらっしゃるゴルファーがどれほど多いことでしょう?

 

そして一般的なゴルフスクールでもスウィングに取り組んでいらっしゃるゴルファーがどれほど多いことでしょう?

 

そういった様子をご覧いただければどれほどゴルファーの多くが

 

「グリップを学び、アドレス(構え)を学び、クラブの振り上げ方を学び、振り下ろし方を学ぶ。特に腕や手をスウィングのどの位置の時にどうするかを学んだり、覚えたりして良いスウィングを身に付け、良い球を打てるようになれればゴルフが上手になるだろう」


・・・と。このように「ゴルフを学ぶ」ということを思っているかということがおわかりになるでしょう。「99%のグループ」という意味合いもご理解いただけるかと思います。

 

もう一度繰り返しますが、私は「スウィングに取り掛かることは不要」と申し上げているわけではございません。

 

「ゴルフの学び」を「『スウィングの学び中心』と間違わないでくださいね」

 

ゴルフを学ぶという「考え方」を適切にしていただいて是非「1%のグループ」にお入りいただいてゴルフを楽しんでいただくようにお誘いしているわけです。

 

次回は

 

「では、『どのような考え方』を持てばいいのか? 『1%のグループ』に入ることが出来るのか?」

 

ということについてご説明させていただきたいと思います。

 

※ 体験レッスンのお申し込みはセントラルウェルネスクラブ柏(千葉)からお願い致します。 TEL:04-7142-0180(代表)                 

 

                         <ホールアウト🚩>

 

⛳ ゴルフ上達のために「1%のグループ」に入ろう!

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ス〜ちゃんのGolf アカデミーへようこそ。

 

❏ 「天才」とは?


世の中には人々から「天才」と言われる人たちがいます。たとえばピカソ、たとえば岡本太郎・・・たとえばベートーヴェン

 

私はもともと「『天才』という人間」がいるのではないと思っています。「天才」と言われる人たちは「天才でない」人たちと何が違うのでしょうか?

 

私は「考え方」だと思います。

 

「天才でない人たち」は|皆《みな》似通った考えを持っています。いわゆる常識というヤツです。対して「天才」は「天才でない人たち」とは「違う考え」を持っています。常識に対して反発する「非常識」とは違います。

 

「超常識」

 

です。

 

似通った考えは「つまらない」です。目新しさもないですし、だいたい「自分もそう思っている考え」か(考えは違っていても)「そこら辺で聞いたことがある考え」なわけですから。

 

一般的に人には自己保存本能があって、「死なない」ためにいろいろと上手に立ち回ります。

 

「死なない」ようにするために孤立を恐れます。村八分を恐れます。それで、「そう思っていなくとも話を合わせる」ことをしたり、「そう思っていなくとも自分の考えを捨てて、親、先生、上司、社会の考えに従う」ことをしたりします。

 

そのようにして本来「まったく自由であった個々人の考え」はまとまってきます。

 

それがたとえば日本としてまとまったものが「日本人の常識」となります。「常識」というのは

 

「多数派の考え」

 

と言い換えられると思います。私はこの多数派のことを

 

「99%のグループ」

 

と表現しています。

 

そうしますと「天才」というのはこの「99%のグループ」には属さない考え方を持っている人たちになります。私は

 

「1%のグループ」

 

と呼んでいます(※)。

※ この「1%のグループ」/「99%のグループ」というのは今後の『ス〜ちゃんのゴルフ塾』の話の中でも登場しますので是非覚えておいてください。

 

「天才」という「人間」がいるのであれば天才でない私たちはその才能をうらやましく指をくわえて見ているより仕方がありませんが、そうでなく「考え」の問題だとしましたら


「考えの選択を変更するだけでいい」


ので現状天才でない私たちにも可能です。

 

一見関係がなさそうですが、ゴルフ上達に関わるとっても大事なことなのであとちょっと「天才」について話を続けます。

 

「天才」というのは「天」の「才能」

 

ということですね。「人」の「才能」でないことがミソです。

 

天才であるその人の才能と理解している人が多いようですが・・・。

 

「『天』の才能」ということは


天才の考えは「天」から現れる


ということになります。それでは「天」というのはどこに在るんでしょうか?

空の上の方でしょうか??・・・それとも宇宙の果てでしょうか??

 

いいえ、

 

「あ・な・たの中」

 

に在るんです。

 

「アナタの中」に在るのであれば


あなたにも天からの考えが出せる


ということです。

 

でも、どうして私たちは天が自らの中に在ってそこから才能を引き出せるのにも関わらず、これまで出せずに「99%のグループ」に属しているのでしょうか?

 

それは

 

① そのことを知らなかったから 

 

② 答えを他人に聞いたり(※)、グーグルで検索してしまうから

 

※ 本の知識に答えを求めることも「その著者に聞く」ということです。

 

です。


「答えが『内』に在る」と思っているのが「1%のグループ」


「答えが『外』に在る」と思っているのが「99%のグループ」

 

です。


「自分の中に答えがある」と知らないので当然自分の外に聞くことになります。外に聞いてばかり聞いている、頼っているので「中」から答えが出て来るわけがありませんね。

 

皆が「外」に聞いてばかりいるので「99%のグループ」という大きな集団になっているのです。

 

❏ 一つ目の猿の話


「99%のグループ」に属している私たちはなぜか周囲の人と意見が一致しているとホッとしますね。


「ああ、良かった間違ってなかったんだ」


などと・・・。しかし、「多くの人たちがそう思っているから『正しい』」というのは必ずしも正しくはありません。


多数決は選挙や決め事の勝ち負けを決めるためのもので正しい・間違いを決めるものではありません。

 

次の話をご紹介しましょう。

 

昔、全国を一人旅していた猿がいました。

 

旅も長くなり、孤独を感じ始めていた猿は「そろそろ仲間がほしいな〜」と思い始めました。そんな頃、とある村にやって来ますとそこに住む猿がとてもいい猿ばかりで、村の雰囲気もいいので「ああ、この村の猿たちと仲間になりたい!」と思って、その村の長老猿に許可をもらいに行きました。すると長老猿が笑いながら

 

「仲間に入るのはぜんぜん構わんが、わしらは『目が一つ』じゃが、アンタは『目が二つ』もあって面白い顔をしているのう」

 

と言いました。「何ごとか?」と好奇心で集まって来て「二つ目の旅する猿」を見てクスクス笑っているお猿さんたちの顔を見ますとなるほど皆「目が一つ」です。

 

自分の顔を足元の水たまりに映すと

 

「あら、自分の目は『二つもある』!」

 

ではないですか??

 

それで、「二つ目の猿」は目を一つにして仲間に入れてもらった・・・とこういうお話です。

 

一般的には猿の目は「二つ」ですが、その場で大多数が少数派になりますと、一般的な方の自分が例外かと思ってしまい、多数決が判断を間違えさせることを示している話です。


❏ 「99%のグループ」に属していたから伸び悩んでいた


多くの人が「ゴルフは難しい」と言います。私も「簡単だ」とは申しません。しかし、「多くの一般アマチュアゴルファーが苦しみ、上達まで時間がかかっているほどか」と問われましたら、


「それほどまでは難しくない」


と答えます。

 

どうして、必要以上に難しいと思うような事態になってしまっているのでしょうか?

その大きな理由の一つは

 

「99%のグループに属していたから」

 

だと私は思います。お話してまいりましたように「99%のグループ」とは「常識」に従っているグループと言えます。

 

その「常識」が「ゴルフのスウィング」をはじめとしましたゴルフ上達のために必要な事柄の「カラクリ/仕組み通り」であれば、それはOKなのですが、仮にその「常識」が「カラクリ/仕組みに沿わないもの」であれば、その「常識」に従っているゴルファーの上達は

 

「早くなるわけがありません」

 

し、ゴルフの難易度も

 

「増す」

 

に決まっていますね。仕組みに合わないことをしていて成果が出ることは期待できないでしょうから・・・。


というわけで、そのこれまでのゴルフに関する「常識」が仕組み通りだったかどうかは私のご説明をお読みになって、取り組んでいただいてからご判断いただくとしまして、そのためにもまずは「99%のグループ」からお出になって「1%のグループ」の世界に入って、そこからゴルフの世界を見てみませんかとアナタをお誘いしたいのです。

 

もし、アナタのゴルフが伸び悩んでいたり、ゴルフが「ドウにもコウにも難しい」と息が詰まるような重苦しい状態になっていらっしゃるのであれば・・・。

                         

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⛳ 「根っこから見直してみよう」と思った理由

 

ス〜ちゃんのGolf アカデミーへようこそ。

 

近いうちにゴルフに関するいくつかのことにつきまして「根っこから見直してみよう」ということでお話しようかと思いますが、今回はそのように私が思うようになった理由をお話したいと思います。

 

私は40年以上ゴルフをプレーして来ました。またその間、教わる立場も経験し、今は教える立場にいます。

 

その体験を経(へ)て私が思いますのは


「はたしてゴルフというのは多くのゴルファーが思っているように、そしてまた他のゴルファーを私が見て来たように上達することが本当に難しいものなのだろうか? 進歩の程度はこんなものなんだろうか🤔?」


ということです。

 

プロの選手のスウィングや飛距離はこの40年間で飛躍的な進歩を遂げました。1998年の米国PGAツアーの賞金王で、毎年宮崎で開催されるダンロップフェニックストーナメントで2001年に優勝したことのあるデビッド・デュバル選手の当時の平均飛距離は286yで、ツアーでも第6位の飛ばし屋でした。

 

今では米国LPGAツアーで一番飛距離の出る女性選手が285y前後飛ばしていますから、この25年ほどで見てみてもそのことは明らかでしょう。活況な日本女子ツアーの選手たちもそれぞれ素晴らしいスウィングになってきましたものね。

 

この間、道具も進化し、ドライバーで言えば1980年のテーラーメイドの初代メタルウッドの体積が160ccほどだったのに対して今では460ccと約3倍に増えてプロの飛距離も恩恵を受けました。

 

対して一般アマチュアの世界ではどうでしょう?

 

この数十年で道具の進化を受けて40y、50y、60yと伸びてきたでしょうか?

 

スコアは伸びて来たでしょうか?

 

今、私は教える立場にいまして比較的多くの一般のアマチュアゴルファーを拝見する機会がありますが、ドライバーが進化し、飛距離の出るフェアウェイウッドが登場し、7番ウッドが登場し、ユーティリティが登場し、ドルフィンウェッジをはじめとしたバンカーから脱出しやすい至れり尽くせリのサンドウェッジが登場し、2ボールパターやスパイダーをはじめとした安定性を売りにした大型マレットパターが登場しても、一般アマチュアゴルファーの上達スピードは正直数十年前とあまり変わっていないように感じます。

 

5番ウッド、7番ウッドやユーティリティはもともとレディースゴルファー、シニアゴルファーや一般ゴルファーのために開発されたものです。それらの恩恵を今、十分に受けているのは上級者やプロの選手たちです。


さて、

 

「そのようにゴルフの道具やスウィング論が進化したのに一般アマチュアの上達スピードにそれなりの変化が見られないのはどうしてなのか?」

 

ということについて私はここ数年考えてきました。

 

その結果、一つ気づいたことがあります。

 

それは

 

「ゴルフを教えるゴルフレッスンの分野にまだ『発見されていないこと』、『抜け落ちていること』があるのではないか🤔? それもとても大切なことが・・・」

 

ということです。

 

もちろん、ゴルフのスウィング論はいろいろと新しいものが出て来ています。そして、それはプロや上級者には役に立つものにはなっているのかもしれませんが、平均的なアマチュアゴルファーの役に立っているようには私には思えないんですね。

 

「まだアマチュアゴルファーに効果のあるレッスン法が発見されていない」

 

というのが実情ではないかと気づいたのです。

 

以前は一般アマチュア、レディースゴルファー、シニアゴルファーの多くは3番アイアンを打つことが出来ないため、3番アイアンの距離を打つことは5番ウッドで調節するなど難しいことを要求されてきました。しかし、同じ距離を打つ7番ウッドの登場によりまして、その距離を打つことが可能になりました。

 

「やさしい道具の出現で無理と思われていたことが可能になった」

 

ということです。

 

ルフレッスンの世界では、私は言ってみれば未だに3番アイアンに当たるものしか世に出ていないような気がするのです。

 

デビッド・レッドベター(※)が1990年代に登場し、脚光を浴びてからは「プロを教えるインストラクター」のスウィング理論がアマチュアに降りてくる形式になっているように私には見えます。しかし、それは「プロ仕様のクラブのみが存在し、一般アマチュアはそのクラブ以外にクラブを選ぶ選択肢がない」のと同じようなものかと思います。

※ 現代ゴルフインストラクターの草分け的な存在。ニック・ファルド、ニック・プライスをメジャー制覇に導き、脚光を浴びた。著書『アスレチックスウィング』が有名。

 

実際、レッドベターに弟子入りして成果を上げたニック・ファルドは毎日1,500発のボールを打ってレッドベターのスウィングが出来るようになったと言っていました。一般アマチュアにはそこまでの時間はとてもありませんし、それ以前にファルドほどのゴルフセンスがある人が一体何人いるでしょうか?

 

ファルドでさえも、それだけこなさなければ出来るようにならなかった動きを、どうしてせいぜい週1回、2回程度の練習機会しかない一般アマチュアゴルファーが出来るのか🤔と思うんです。

 

レッドベターの理論にしても、グレッグ・ノーマンやはじめの頃のタイガーを育てたブッチ・ハーモンにしても、マーク・オメーラを育てたハンク・ヘイニーにしても、いずれも大きな成果を残しているので素晴らしいとは思いますが、一般アマチュアゴルファーに対してはどうなのかという疑問がつきまといます。

 

そこで、私は

 

「ゴルフレッスンの『お助けクラブ7番ウッド』に当たるものは何なのか?」

 

ということをここ何年か探して来ました。

 

その結果、

 

「今まで光を当てられることのなかった視点からゴルフスウィング、つまりゴルフクラブという特殊な道具でゴルフボールを打つことを根本から見直してみることが、ゴルフレッスンの『お助けクラブ/アマチュア救済クラブ7番ウッド』に当たるものを発見する糸口ではないか」

 

と見当をつけ、それを探り続けました。

 

そうしますといろいろと未発見のものが出てきまして私自身、スウィングを理解するのに大変役に立ちました。

 

こちらで私が「一般アマチュアゴルファーのゴルフ上達を目的として」発見しましたことを次回からご紹介させていただきます。

 

                         

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⛳ 「ス〜ちゃん」とはどういう人だろう🤔

ス〜ちゃんのGolf アカデミーへようこそ。

 

「ス〜ちゃん」こと須崎秀明です。

 

 

今回は初めての投稿になりますので、まずは自己紹介をさせていただこうと思います。


小さい頃はイギリスに住んでいまして現地校に通っていました。小学校2年生の3学期の前に帰国しました。1974年(昭和49年)のことです。3学期がはじまって国語の時間に『きかんしゃ やえもん』を教わっていましたね。その頃、家族で秋葉原に行きましたが、街にはキャンディーズの♫春一番♫が流れていました♪

 

小学校は品川区立の小学校を卒業し、私立桐蔭学園の中学・高校へと進みました。その最中の1981年にゴルフ⛳をはじめました。

 

「ゴルフ⛳」という言葉、ゲーム自体に出会ったのはさらに前の中学生時代に教室の机の穴をカップ🚩に見立て、消しゴムのカスを丸めたものをボールに見立て、指で弾いて打数を競うゲームを友人としたときでした。

 

消しゴムゲームではない本当のゴルフを始めることになったのは、父からある日「秀明、ゴルフやらないか?」と誘われたのがきっかけです。今思っても🤔とても不思議なことなのですが、父は家の中で厳しい人・怖い人だったので、父が帰宅すると私は足早に自室にこもるような親子関係だったのですが、その時は即答で「やる」と言っていました。

 

父が私をゴルフに誘ったのは商社マンであった父自身が入社後にお付き合いや接待でのゴルフで非常に苦労したので、「花嫁修業」ならぬ「サラリーマンになるための『お稽古ごと』」としてゴルフを習わせたのだと私は理解しています。

 

私の練習スタイルは週に一度のペースで練習場のアシスタントプロに個人レッスンでゴルフを教わり、5カゴほど練習するというものでした。

 

ゴルフの女神に誘われるがままにゴルフ⛳の魅力に引き込まれた私はもともとが研究気質な上に、帰宅部だったことも手伝って一日のほとんどをゴルフに費やすような生活に変わっていきました。

 

はじめて1年もしない内に父が買ってきたGOLF誌『CHOICE』にゴルフの初級者/中級者/上級者別の道具の揃え方の特集がありまして、

 

「ああ、道具っていろいろなメーカーを組み合わせていいんだ👍 たとえばフェアウェイウッドだけをやさしいモデルにするのもアリなんだ〜。バンカー用のサンドウェッジとアプローチ用のサンドウェッジがあって、〇〇モデルはバンカー用にいいんだなぁ〜」

 

などとウキウキでは表せないほどのウキウキさでトイレに持ち込んでまで見ていました。

 

買ってきた父とそれを出版したゴルフダイジェスト社も罪深いですヨ。その後、私はゴルフクラブに千万単位のお金を支出することになるわけですから・・・😅 いや、父とゴルフダイジェスト社は大いに経済効果に貢献したと言えるのかな🤔 

 

しかし、私の立場からの現実は結果的に手にしたのは「名門ゴルフコースの会員権」ではなく、「道具の知識」ということになりました😅 ですから私のゴルフクラブの知識の価値は「1千万円以上」ということになりますね・・・本当??


さて、稽古事として息子にゴルフを勧めた父も、思いもよらなかった私の入れ込み様に受験期に差し掛かってきていたことも加わって私がゴルフの話題を出したり、ゴルフの中継を観ていると不機嫌になりはじめて

 

「秀明、勉強しろ❗」

 

と叱ることも起きてきました。

 

その頃の私の逸話があります。

 

私はスウィングや道具を徹底的に研究していたので、録画したビデオ(※)をスロー再生しては巻き戻したり、スローのまま戻したりとそのような機器の負担になることを頻繁にしていたので期間をそれほど置かずに3台のビデオデッキを壊してしまい、母から

 

「秀明、もういい加減にして!!」

 

と苦情を言われました😅

 

※ 当時はVHSやベータマックスのビデオでした。

 


今、思い起こしてみますとまったく知り合いでない人にはじめてゴルフを教えることになったのは私が高校生だったその頃のことです。父が「息子がゴルフを研究している」とでも言ったのでしょうか? 父の部下からスウィングの分析依頼が来まして父とその方と一緒にラウンド🏌をしまして、その後、分析結果をお伝えしました。


私は1989年(平成元年)に安田信託銀行(現みずほ信託銀行)に入社(※)し、岡山支店、津田沼支店(千葉)を経てマーケット営業部では外国為替のディーラーとして働き、ニューヨークに赴任し、帰国後に転職、2004年にうつ病でその銀行を退職するまで約15年銀行員として生きました。

 

※ 誤植ではありません。信託銀行は会社なので「入行」ではなく、「入社」なのです。


世間から私のことを見た場合に「絶頂」と見えたであろうニューヨーク赴任時代も私は幸せではなかったんですね。ニューヨークでの生活はゴルフ⛳もたくさん出来て楽しかったのですが、仕事の面で幸せではなかったのです。「自分のやりたいことではなく、お金のために、生活費のために働いている」という気持ちがあったんですね。

 

私は行った先の職場で「須崎はゴルフが出来る」というので上司や先輩からラウンドに誘われて、そこで教えることが多かったんです。今でも印象に残っていますが、その中の一人の先輩から

 

「須崎は銀行員よりもゴルフを教える方が合ってるんじゃないの」

 

と言われたことがありました。

 

そのようなこともあり、ゴルフを教えて人が喜ぶ姿を見て、いつのまにか本心は「ゴルフを教えることを仕事にしたい」と思うようになっていました。

 

しかし、既に妻も二人の子どもたちもいて銀行のサラリーも上がって来ていて安定しはじめた最中でしたから、銀行を辞める踏ん切りを付けられるわけがありません。また、今の時代のようにインターネットが発達していなかったので情報検索もままならなかったので「ゴルフのインストラクター」になるにはどうすればよいのか検討もつかない状況でした。

 

そうしたわけで致し方なく、銀行員生活を続ける選択しかありませんでした。

 

ちょうど、その頃、私のゴルフレッスンにとても大切な出逢いがありました。1999年、ニューヨーク赴任時代のことです。

 

それは何かと言いますと

 

「『精神』や『心』の学び」

 

との出逢いです。それまで私は完全物質主義者で「見えるものしかあるはずがない」という視点で生きていました。

 

それが、銀行の仕事でお客様と銀行の板挟みになり・・・お勤めの皆さんもそのようなご経験があろうかと思います・・・それがそれまでのノウハウではまったく乗り越えることが出来ずに途方に暮れた私は「積読(つんどく)」で購入しておいたさまざまなジャンルの本の中に「その答えの『キーワード』があるのではないか」と思いまして、それらの本を読み始めたのです。

 

「キーワード」はほどなくして現れました。こういうことは不思議ですね。

 

「アッ💡 コレだな❗」

 

ということがはっきりわかるのですから・・・。そこには「もしかしてコレかな🤔」とか「コレだと思うけれど本当かな🤔」というアヤフヤさや迷いがありません。

その「キーワード」が


「心の力」


だったのです。

 

それが「キーワード」ということはわかりましたが、さて、完全物質主義者の私は「心」と言ってもどのように学んで、それを実生活、仕事に活かせばいいのか検討もつきません。

 

「心を学ぶって『心理学』を学ぶってこと? 『精神医学』を学ぶってこと? 『心』ってあるけど、いったい何?」

 

という有様でした。最終的に私は「キーワード」があった本の中にあった合気道から心について学びはじめることにしました。その時から今に至るまで私は宗教団体等の団体・組織には属さずに独学で学んで来ています。合気道を学ぶ際にも道場に入門して武道を学ぶのではなく、本から合気道での「心の力」について学びました。

 

本日現在もその方面の学びについては続いています。23年目に入りました。その学びから得たものにつきましてはメンタルが大事なゴルフにもとても関係するので、記事の中でお話していきたいと思っています。


さて、銀行員生活はうつ病で終止符を打ったわけですが、そのうつ病は6年以上続きました。その回復期に私は料理🍴を中心とした家事を担う主夫になりました。主婦がパートに出るように「ゴルフインストラクター」のバイトに応募し、予想外にも採用していただくことが出来て「ゴルフインストラクター」の道に入りました。2009年の頃ですので今年でゴルフインストラクター業13年目になります。

 

ふと気がついてみればニューヨークでの本心の想いが10年経って叶っていたということになります。

 

2012年からマイケル長谷川こと長谷川哲也主催の(株) DEPARTURE GOLFに籍を置いていまして、今はセントラルウェルネスクラブ柏店(※)のゴルフスクールの担当として働いています。

 

スウィング研究をはじめとしましたゴルフ研究40年以上、ゴルフインストラクター業13年のこうした私の私ならではの情報発信をお楽しみにどうぞ!

 

※ 体験レッスンのお申し込みはセントラルウェルネスクラブ柏(千葉)からお願い致します。 TEL:04-7142-0180(代表)                 


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