⛳ ゴルフ上達のために「1%のグループ」に入ろう!

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ス〜ちゃんのGolf アカデミーへようこそ。

 

❏ 「天才」とは?


世の中には人々から「天才」と言われる人たちがいます。たとえばピカソ、たとえば岡本太郎・・・たとえばベートーヴェン

 

私はもともと「『天才』という人間」がいるのではないと思っています。「天才」と言われる人たちは「天才でない」人たちと何が違うのでしょうか?

 

私は「考え方」だと思います。

 

「天才でない人たち」は|皆《みな》似通った考えを持っています。いわゆる常識というヤツです。対して「天才」は「天才でない人たち」とは「違う考え」を持っています。常識に対して反発する「非常識」とは違います。

 

「超常識」

 

です。

 

似通った考えは「つまらない」です。目新しさもないですし、だいたい「自分もそう思っている考え」か(考えは違っていても)「そこら辺で聞いたことがある考え」なわけですから。

 

一般的に人には自己保存本能があって、「死なない」ためにいろいろと上手に立ち回ります。

 

「死なない」ようにするために孤立を恐れます。村八分を恐れます。それで、「そう思っていなくとも話を合わせる」ことをしたり、「そう思っていなくとも自分の考えを捨てて、親、先生、上司、社会の考えに従う」ことをしたりします。

 

そのようにして本来「まったく自由であった個々人の考え」はまとまってきます。

 

それがたとえば日本としてまとまったものが「日本人の常識」となります。「常識」というのは

 

「多数派の考え」

 

と言い換えられると思います。私はこの多数派のことを

 

「99%のグループ」

 

と表現しています。

 

そうしますと「天才」というのはこの「99%のグループ」には属さない考え方を持っている人たちになります。私は

 

「1%のグループ」

 

と呼んでいます(※)。

※ この「1%のグループ」/「99%のグループ」というのは今後の『ス〜ちゃんのゴルフ塾』の話の中でも登場しますので是非覚えておいてください。

 

「天才」という「人間」がいるのであれば天才でない私たちはその才能をうらやましく指をくわえて見ているより仕方がありませんが、そうでなく「考え」の問題だとしましたら


「考えの選択を変更するだけでいい」


ので現状天才でない私たちにも可能です。

 

一見関係がなさそうですが、ゴルフ上達に関わるとっても大事なことなのであとちょっと「天才」について話を続けます。

 

「天才」というのは「天」の「才能」

 

ということですね。「人」の「才能」でないことがミソです。

 

天才であるその人の才能と理解している人が多いようですが・・・。

 

「『天』の才能」ということは


天才の考えは「天」から現れる


ということになります。それでは「天」というのはどこに在るんでしょうか?

空の上の方でしょうか??・・・それとも宇宙の果てでしょうか??

 

いいえ、

 

「あ・な・たの中」

 

に在るんです。

 

「アナタの中」に在るのであれば


あなたにも天からの考えが出せる


ということです。

 

でも、どうして私たちは天が自らの中に在ってそこから才能を引き出せるのにも関わらず、これまで出せずに「99%のグループ」に属しているのでしょうか?

 

それは

 

① そのことを知らなかったから 

 

② 答えを他人に聞いたり(※)、グーグルで検索してしまうから

 

※ 本の知識に答えを求めることも「その著者に聞く」ということです。

 

です。


「答えが『内』に在る」と思っているのが「1%のグループ」


「答えが『外』に在る」と思っているのが「99%のグループ」

 

です。


「自分の中に答えがある」と知らないので当然自分の外に聞くことになります。外に聞いてばかり聞いている、頼っているので「中」から答えが出て来るわけがありませんね。

 

皆が「外」に聞いてばかりいるので「99%のグループ」という大きな集団になっているのです。

 

❏ 一つ目の猿の話


「99%のグループ」に属している私たちはなぜか周囲の人と意見が一致しているとホッとしますね。


「ああ、良かった間違ってなかったんだ」


などと・・・。しかし、「多くの人たちがそう思っているから『正しい』」というのは必ずしも正しくはありません。


多数決は選挙や決め事の勝ち負けを決めるためのもので正しい・間違いを決めるものではありません。

 

次の話をご紹介しましょう。

 

昔、全国を一人旅していた猿がいました。

 

旅も長くなり、孤独を感じ始めていた猿は「そろそろ仲間がほしいな〜」と思い始めました。そんな頃、とある村にやって来ますとそこに住む猿がとてもいい猿ばかりで、村の雰囲気もいいので「ああ、この村の猿たちと仲間になりたい!」と思って、その村の長老猿に許可をもらいに行きました。すると長老猿が笑いながら

 

「仲間に入るのはぜんぜん構わんが、わしらは『目が一つ』じゃが、アンタは『目が二つ』もあって面白い顔をしているのう」

 

と言いました。「何ごとか?」と好奇心で集まって来て「二つ目の旅する猿」を見てクスクス笑っているお猿さんたちの顔を見ますとなるほど皆「目が一つ」です。

 

自分の顔を足元の水たまりに映すと

 

「あら、自分の目は『二つもある』!」

 

ではないですか??

 

それで、「二つ目の猿」は目を一つにして仲間に入れてもらった・・・とこういうお話です。

 

一般的には猿の目は「二つ」ですが、その場で大多数が少数派になりますと、一般的な方の自分が例外かと思ってしまい、多数決が判断を間違えさせることを示している話です。


❏ 「99%のグループ」に属していたから伸び悩んでいた


多くの人が「ゴルフは難しい」と言います。私も「簡単だ」とは申しません。しかし、「多くの一般アマチュアゴルファーが苦しみ、上達まで時間がかかっているほどか」と問われましたら、


「それほどまでは難しくない」


と答えます。

 

どうして、必要以上に難しいと思うような事態になってしまっているのでしょうか?

その大きな理由の一つは

 

「99%のグループに属していたから」

 

だと私は思います。お話してまいりましたように「99%のグループ」とは「常識」に従っているグループと言えます。

 

その「常識」が「ゴルフのスウィング」をはじめとしましたゴルフ上達のために必要な事柄の「カラクリ/仕組み通り」であれば、それはOKなのですが、仮にその「常識」が「カラクリ/仕組みに沿わないもの」であれば、その「常識」に従っているゴルファーの上達は

 

「早くなるわけがありません」

 

し、ゴルフの難易度も

 

「増す」

 

に決まっていますね。仕組みに合わないことをしていて成果が出ることは期待できないでしょうから・・・。


というわけで、そのこれまでのゴルフに関する「常識」が仕組み通りだったかどうかは私のご説明をお読みになって、取り組んでいただいてからご判断いただくとしまして、そのためにもまずは「99%のグループ」からお出になって「1%のグループ」の世界に入って、そこからゴルフの世界を見てみませんかとアナタをお誘いしたいのです。

 

もし、アナタのゴルフが伸び悩んでいたり、ゴルフが「ドウにもコウにも難しい」と息が詰まるような重苦しい状態になっていらっしゃるのであれば・・・。

                         

                           <ホールアウト🚩>